隔絶された修道院での暮らしはどのようだったのか

こんにちは。中年バックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをお読み頂きありがとうございます。

世界を股にかけて旅する股旅ブルースでは僕がこれまで訪れた海外のグルメ情報、街歩き、観光、現地の暮らしなどをご紹介して行きます。

前回、メテオラ最大の修道院メテオロンで罰当たりにも埋蔵金を妄想し、天罰を恐れたのですが性懲りもなく更なる修道院を目指す中年バックパッカー旅すけなのでした。

英国スパイも真っ青!アギア・トリアダ寺院の秘密

次に訪れたのはアギアトリアダ修道院。
高さ565mの奇岩の頂上に建てられており、正面からの風景はよく絵葉書やCMでも使われメテオラの中でも最も有名な所ではないでしょうか。
007の舞台になった事で一気に認知されましたね。
こちらの修道院も前回と同じく絶壁の階段をひたすら登ります。

こんな困難な場所に登山道を作るなんて古代ギリシャ人、恐るべし。
修道院自体はメテオロンとは違ってこじんまりとしており、質素な暮らしぶりを身近に感じる事が出来るのです。

院内には17世紀頃に描かれた壁画が所々にありより深い信仰心に敬服するばかりです。

絵画と見ればついついウォーリーを探してしまう、これまた罰当たりな僕でした。

こちらには専用のお祈りの空間がありまして、これがまた非常に素晴らしいのです。
高いホールの中に数席の木製の椅子が壁に備えられており個々に祈りを捧げられるようです。
その荘厳な雰囲気たるや半端なく、日本人である僕も心が洗われるかのようでした。

神様、この欲にまみれた愚かな旅人に幸運を。
もう食べすぎ飲みすぎ致しません。
これまでの自堕落な生活を反省します。

中年の誓いもぶち壊す、ギロピタの誘惑


さーて、お祈りもしたし、そろそろカランバカに戻るかな。
帰りの道中はドライバーのおじさんの半生を聞きながら。
おじさん、生まれも育ちもカランバカ。
昔に比べて町も変わったけれど、やっぱりメテオラのお膝元であるこの町が大好きらしい。
ドライバーさん、これからもお元気で。
ふと、目をやると街のレストランで美味そうなドネルケバブがグルグルと回っているではないか!
あたかもおいでおいでするかの様に!
迷う事3秒、あー入っちゃったー・・。
ケバブ、プリーズ・・。
ドリンクはコーラで・・。
くーっ。こんなにも意思が弱いとは!薄々気づいてたけど・・。
でもこのギロピタ、めちゃめちゃ美味そう!

ギロピタとは、ピタパンにケバブやオニオン等の野菜、フライドポテト、ザジキを巻いて食べるギリシャのファーストフードのような料理。
手軽だけど一品料理としても通用するボリュームなのです。
神様、お許しをー!!ガブリ!
んーー!最高ーっ!
亀田史郎さんのポーズが出るくらい美味い!
そしてドリンクのコーラともよく合う。
美味しゅうございました。
腹は膨れたが、またまた後悔・・。
まぁいっか、ダイエットは明日からね。
OLのような開き直りで反省の色がこれっぽっちも感じられないのでした。合掌。

今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、10話メテオラのサガナキに気をつけろ。
をお送りします。

Agia Triada
Ιερά Μονή Αγίας Τριάδος Μετεώρων

Kalabaka 422 00 ギリシャ
Καλαμπάκα 422 00
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