こんにちは。放浪のバックパッカー旅すけです。
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ガンジス川での衝撃的な光景にたじろぐも、更にディープな路地裏を徘徊する中年バックパッカー。垣間見たのはローカルな暮らしぶりでした。

ガンジス川をぷらぷら。ガートはカラフルなオシャレスポット!

遠く長い時間を経て辿り着いたガンジス川
その壮大さは衝撃的で、時間を忘れてその姿に見入ってしまったのだが、実はバラナシには更にディープな場所があるのだ。
それは何を隠そう、路地裏に他ならない。
バラナシの路地裏は細く狭い小道が縦横無尽に入り組んでおり、まるで迷宮に迷い込んだ印象を受ける。
その道沿いには商店や住宅の他、仏像が祀られてたりして独特の雰囲気を醸し出している。
ガンジス川に来たら、ぜひ立ち寄りたい場所なのだ。

ガンジス川沿いには、巡礼者や観光客が溢れ一時通れなくなりもする
なんせガートは階段状になっており、奥に行こうとすると何段も登らなくてはならない。

登った先には赤や黄色の原色の建物が乱立し、異国感というかインド感を高めてくれるのだ。

ダーシャシュワメード・ガートまで歩いて戻り、大通りに入る。
並ぶ商店の中にはローカルな食堂もあったりする。

パンにバターを挟んだシンプルなサンドとチャイは地元のインド人にも大人気。
朝食にもピッタリだ。

ガンジス川からバラナシの路地裏へ。ローカルピープルとふれあいかよっ!

横の細い路地から入ると、いよいよ迷宮の始まりだ。
路地裏の壁にはゲストハウスの案内が描かれて風情がある。

異国の言葉、ヒンドゥー語は見慣れないせいかデザインのように感じてしまう。
色もカラフルで目を引く。

狭い路地で子供達が遊んでるのを見ると、微笑ましくなるなぁ。
日本だと、広い公園でサッカーや鬼ごっこをしたりするのだが、インドの立地状そういう訳にもいかないのだろう。
数人の子供たちが窮屈そうでも遊んでいるのを見ると、子供というのはどこでも遊び場に出来るのだなと関心してしまう。

路地は植物の葉脈のように枝分かれして進む。
ある時は野良牛とすれ違い(インドの野良牛たちはどこから来てるのか!?)、ある時はカウンターだけでテイクアウト専用食堂に群がる人たちをすり抜け、再び大通りに辿り着いた。

喧騒に包まれると、これまでの路地裏とは別の国にいるような錯覚を覚えた。

あぁ、雄大なる川が流れるのもバラナシ、ローカル色満載な路地裏もバラナシ。
様々な顔を持つ街は今日も多くの巡礼者や旅人を迎え、ガンジス川と共に生き続けている。
聖なる川の流れは人々の心にその姿を刻むのだろう。

ダシャーシュワメード・ガート
Dashashwamedh Ghat
Dashashwamedh Ghat Rd, Ghats of Varanasi, Godowlia, Varanasi, Uttar Pradesh 221001 インドhttps://kashiarchan.in/dashashwamedh-ghat/