市場で煌めく艶やかなトルコランプ達

こんにちは。中年バックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをお読み頂きありがとうございます。

世界を股にかけて旅する股旅ブルースでは僕がこれまで訪れた海外のグルメ情報、街歩き、観光、現地の暮らしなどをご紹介して行きます。

前回まで、地中海の旅もギリシャはアテネから、ついにイスタンブールに到着。
話引っ張りすぎて内容が薄いとの話もありますがそこはご愛嬌で。
中年バックパッカーの珍道中はまだまだ続きます。
今回はイスタンブールの有名なグランバザールを旅します。

トルコ最大の市場、グランバザールに潜入!!

イスタンブールにはグランバザールと呼ばれる屋内型の巨大な市場がありまして、その大きさたるや30000平方メートル。
およそ4000の店舗がひしめきあう市場とありますが、食料品は香辛料やお茶、菓子ぐらいでほとんどが宝石、絨毯、陶器を扱うお店です。

僕は訪れた国々で必ず市場を見学します。
なぜかと言うと、市場てその国の人々の暮らしを大きく反映していると思うのです。
まぁ市場にも様々あるのですが、食文化や生活水準、時間の感覚を把握するには1番の場所なのです。と高尚な理由を書きましたが、実は美味しくて安いローカル食堂や屋台が併設されてる場合が多くバックパッカーには食費を節約できる打って付けの場所だったりするのです。

今回のグランバザールはどちらかと言うと地元の方よりも観光客向けですが、早速内部を散策です。

なんともすごいですね、通りにズラりと派手なトルコランプのお店が並ぶかと思いきや、ペルシア絨毯の店、時計の店、宝飾品のお店が軒を連ね圧巻の様相。

さすがイスタンブール最大のバザールですね。

で、速攻迷子です。巨大すぎる!

壮絶ツッコミバトル!トルコでM-1か!?

あれっどこをどう歩いているのやら・・。

あぁ遠い異国の地で果ててしまうのか、と途方に暮れていると、
“そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ” 

どこからか聞き覚えのあるセリフが・・。

よく見ると、ある商店の兄さんが往年のギャグで客引きしています。
なるほど、日本人の客にはそういう感じで呼び込むのか。
果たして効果は定かではないですが・・。
気がつくと他の商店も僕が通る度に似たようなギャグで興味を引いてくるのです。

“お兄さん、ガチョーン!”
懐かしい!何も買わないよ。

“だっちゅーの!”
買わないっちゅーの。

“バザールでござーる!”
わかってます。

普段からしょうもない事にもツッコミを入れてしまう僕にとっては、陽気なトルコの呼び込みがほっとけないのです!
ついつい相手してしまい時間を取られる。
これじゃあ、バザールから脱出する前に夜が明けてしまう!

もう相手しないよ、相手しないっ!

“ワイルドだろー?”
ワイルドだぜー。

もう自分のキャラがよくわからん!!やめてくれー・・。

ようやく出口を発見した頃には、これまでテレビを賑わしてくれた歴代ギャグ達にコリゴリしたにもかかわらず不思議な爽快感を感じるのでした。

なんでだろう~、キレてないですよ、ゲッツ。

今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、13話イスタンブールのブルモ潜入計画。をお送りします。

グランドバザール
Kapalı Çarşı
Beyazıt, Kalpakçılar Cd. No:22, 34126 Fatih/İstanbul, トルコ
☎+902125191248/10時00分~18時00分
https://www.kapalicarsi.com.tr/