古城のように豪壮な雰囲気のブルーモスク

こんにちは。中年バックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをお読み頂きありがとうございます。

世界を股にかけて旅する股旅ブルースでは僕がこれまで訪れた海外のグルメ情報、街歩き、観光、現地の暮らしなどをご紹介して行きます。

前回まで、イスタンブール最大の市場グランバザールの呼び込みに巻き込まれ、自分の芸風まで安売りしてしまった旅すけでした。
今回はトルコを代表する建造物、ブルーモスクを訪ねます。

僕が巨大モスクでブルーになった理由・・。

ブルーモスクとは正式名称スルタンアフメトモスク。
世界遺産イスタンブールの歴史的建造物群のひとつです

何故ブルーモスクと呼ばれるかと言うと内部に施されたイズニックタイルの装飾や色彩がほんのり青みを帯びているからそう呼ばれているそう。
イズニックタイルとはトルコのイズニック原産の陶器。その歴史は9世紀頃と古く、色鮮やかな幾何学模様や唐草模様、植物模様など多岐に渡り世界中で愛される伝統美となっているのです。
他にも、美しいアラビア語のカリグラフィーも随所に見られ芸術好きにも垂涎の場所でもあるのです。

建造は1616年ですが、今でもイスラム教の宗教施設として多くの方々が礼拝に訪れます。
以前から金曜礼拝を見学したいと思っていたので、その時間帯に訪れました。
巨大な門をくぐるとモスク前の外庭では多くのイスラム教の方々が敷きつめられた壮麗な絨毯の上で祈りを捧げています。

イスラム教では1日5回(3回の場合もあります。)、聖地メッカの方を向いてお祈りをします。
金曜日の礼拝とゆうのは非常に特別でして普段仕事等で中々お祈りが難しい方もこの日だけは必ずお祈りすると言う特別な日なのです。
モスクからはスピーカーを通してアザーン(礼拝の呼びかけ)が心地よく流れ、荘厳で落ち着いた時間が漂っています。

ブルーモスクは異教徒も内部を見学できるので早速潜入します!
(見学は一部の時期を除き、可能ですのでご注意下さい。)
礼拝が終わった後、モスクから出て来る人々をかき分けかき分け・・流され、かき分け・・流され、靴を脱いで、
たどり着いた!念願のブルーモスク!
修復中!!がーーーん!!
内部は修復の為、多数の足場が所々に組まれ、最も芸術的だとされる中心部の天井すらも布で覆われているのです。
このハイシーズンで観光客が増加している今修復するー!?
とほほ、僕の心もブルー。ブルーを通り越してセルリアンブルー・・。
失意の中モスクを後にしてイスタンブールの下町を徘徊するのでした。

旅人も虜にする下町の味、バルカンロカンタシ

気を取り直してランチでも。
やって来ました、イスタンブールの人気店、バルカンロカンタシ。

ロカンタとは大衆食堂の事でして、トルコの家庭料理が大皿やショーケースに並び、
選んで食べられるのです。

こちらバルカンは超人気店。安くて美味しいので滞在中毎日通いました。
お値段は一皿なんと3トルコリラから、日本円で約70円ぐらいから!!
一品料理でも5~14トルコリラ、日本円で約300円と牛丼チェーンも驚きの安さなのです。
パンに料理二皿とデザートにヨーグルトをつけても5~600円ぐらいとスーパーリーズナブル!

味もオリーブオイルが効いてスパイスとオリエンタルな風味を醸し出しています。
料理はピーマンの肉詰めだったり茄子とひき肉の煮込みだったり日本食と似た料理が揃っているので
海外の食事が苦手な方も安心して召し上がれると思います。

トルコ料理あなどれず。今回も体重増が予想される中年バックパッカーなのでした。

今回も股旅良品、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、14話 イスタンブールのあまーい生活。
をお送りします。

Balkan Lokantası
Hoca Paşa, Hoca Paşa Sk. No:12 D:12, 34112 Fatih/İstanbul, トルコ
☎+902125143494/6時00分~22時00分
日本語メニューなし