沈む夕陽にトルコの旅路を懐う

こんにちは。中年バックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをお読み頂きありがとうございます。

世界を股にかけて旅する股旅ブルースでは僕がこれまで訪れた海外のグルメ情報、街歩き、観光、現地の暮らしなどをご紹介して行きます。

前回まで、イスタンブールのモスクでアラビア書道カリグラフィーに感動しましたが、またもや金儲けを妄想するこち亀の両さんみたいな中年バックパッカー旅すけでした。
今回は市民の憩いの場エミノニュ広場で佇みます。

絶景スポット夕暮れのエミノニュ広場でピクルスジュース

ボスポラス海峡の金角湾を跨いでガラタ橋があるのですが
そのたもとはエミノニュ広場と呼ばれ、待ち合わせたり、サバサンド食べたりと市民の憩いの場になっています。近くのエジプシャンバザールからは露店も多く、ガラタ橋界隈が賑わっているのです。

特に夕暮れ時は湾岸に沈む巨大な夕陽が拝めて格別です。
6~9月頃の夏場であれば日も長く20時ぐらいまで明るく海風を感じながら涼む事が出来るのです。

その日も広場の階段に腰掛けて夕陽が沈むのを待っていました。
よく見ると、地元の人々がなにやらピンク色のジュースを飲んでいるのです。

それは小さなプラ製カップに入っており
一気に飲み干す人もいれば、ちびちび口を付ける人もいる様子。
おいおい、まだおてんと様も高い内から粋だねぇ。
よしっ、あっしもちょいと戴こうじゃねぇか!
コンビニでワンカップ大関買う勢いで露店に寄ったのですが・・
う~むなにやら様子がおかしいぞ。

ピンクの液体の中にキュウリが入ってる・・。
あっ、きゅうり割りかな。

なんとこれピクルスジュースなるものでしてトルコでは非常にポピュラーな飲み物
中にはキュウリやキャベツが漬かっており、添えられたフォークで食べられます。
ピクルスはしょっぱくて美味しいのですが
ジュース自体は・・、う~む酸っぱい。骨ぐにゃぐにゃになりそう!
健康によさげなジュース 1杯5トルコリラ(105円ぐらい)でした。
サバサンドと一緒にどうぞ。

さて、そうこうするうち陽も沈み始め湾岸や橋を染めあげていきます。
広場では家族連れや恋人達が夕涼みがてら連れ添い一日の終わりを過ごしていました。

夕暮れのエミノニュ広場はトルコのいつもと変わらない日常が望める素敵な絶景スポットでした。

巨大な夕陽が姿を消す頃、
僕は声を出さずに、いささか芝居めかした調子で暮れゆくイスタンブールに挨拶したのです。

それでは、これにて。

今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
ギリシャ・トルコの旅はこれにて終わりますが、股旅ブルースはまだまだ続きます。

Galata Köprüsü
Kemankeş Karamustafa Paşa, Galata Köprüsü, 34425 Beyoğlu/İstanbul, トルコ