こんにちは。中年バックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをお読み頂きありがとうございます。
世界を股にかけて旅する股旅ブルース。
前回まで、マラケシュのクトゥビアで心と体を清める為、こっそり手洗いして礼拝気分を味わったのでした。
今回は、名所スークを旅します。
スークとはアラブ人やベルベル人の言葉で「市場」の事。
マラケシュのスークは20㎞にも及ぶ城壁に囲まれた、まるで迷路のような路地が続く巨大な旧市街にあります。
世界遺産にも登録されているその街並みは中世イスラムの雰囲気を伝え、
地元の人々だけでなく観光客も訪れる観光名所でもあるのです。
モロッコといえば雑貨天国!
数あるスークによっては絨毯のスーク、バブーシュのスーク、陶器のスーク等かわいいお店が所狭しと並び、中年バックパッカーもついつい乙女心をくすぐられてしまうのです。
おっさん一人で映える~とか言いながら写真撮ります。
何を隠そう、僕も若い頃はマラケシュの聖子ちゃんと呼ばれていたのです。
とゆうのも、今でこそゴルゴ13みたいなもみあげとゲジゲジ眉毛ですが、若い頃はもみあげが聖子ちゃんの内巻きに似てるとよく言われたものです。
もみあげだけですが。
さて、広大なスークですが、
♪マラケッシュ~迷路のまち~、
とはよく言ったもので、大通りから細い路地から何百と交差し、あっちに行ったりこっちに行ったり。
人混みと暑さも影響してか、程なくグッタリ・・。
あ~腹も減ったし、どこかで休みたい~、
と思っているとスパイスの良い香りが。
砂漠にオアシスとはこの事!地元レストランに飛び込んだのでした。
飛び込んだのはCafé Des Épices Marrakech Medinaさん
旧市街の中心部にあるオシャレなカフェ。
屋上はテラス席になっており眼前の広場の絶景と美味しい料理が楽しめるのです。
こんな中年のおっさんが一人で行くには躊躇しそうですが
気にせずグイグイ行きます!かわいい~とか言いながら写真撮ります!
モロッコといえば、やっぱりタジン鍋でょ!!
タジン鍋とは、とんがり帽子形の蓋が特徴の独特な鍋にお肉や野菜をスパイスで煮込んだモロッコの名物料理、
頼んだのはレモンと鶏肉のタジンと前菜盛り合わせ。
蓋を開けると湯気と共にクミンとコリアンダーの香りが立ち昇ります。
鶏肉も柔らかく煮込まれてますが、なによりレモンの爽やかな酸味でさっぱり食べられました。
前菜盛り合わせはインゲンの和え物、じゃがいもの煮物等盛りだくさん。
中でも珍しいのはシャムーラと呼ばれるレバー料理。
これまたスパイスのクミンが効いて食べやすい一品でした。
スパイスの応酬、恐るべし。
♪捕まえたら~、言いなりよ~、
うっかり胃袋、捕まえられたかも。
今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました
次回、23話 マラケシュのユーセフ・マドラサは静かに佇む
をお送りします。
Café Des Épices Marrakech Medina
75 Derb Rahba Lakdima, Marrakech 40000 モロッコ
☎+212524391770/9時00分~23時00分
https://cafedesepices.ma/