アフンガラで出会った金物屋の兄弟

こんにちは。放浪のバックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをお読み頂きありがとうございます。

世界を股にかけて旅する股旅ブルース。
今回はアフンガラの町をぶらり、ローカルピーポーとの素敵な出会いを送ります。

アフンガラの町をぶらり。心温まるふれあいグッド?バッド?

ビーチリゾート立ち並ぶスリランカ西部の町、アフンガラ。
海岸沿いの豪華な雰囲気とは打って変わって、奥に行ってみると地域の人々がのんびりと暮らす様子が垣間見える。
特に、アフンガラ駅周辺は住宅や昔ながらの商店もあって懐かしい雰囲気に浸る事が出来るのだ。
ヘリタンスアフンガラを出発して東向きに歩くと線路に向かって大通りがある。
沿道はほぼ住宅地で、干された洗濯物や中からテレビの音が聞こえたり。
中山ひでちゃんと松本明子だったらダイスキ!て言ってんだろうな。

そんな中、地元の第一スリランカンを発見!
軒先でよく似た2人組の男性が、なにやら金物を叩いているが何してんだ?
道路側から見ていると、やばい!こちらに近付いて来た。
2人で何か話しかけてくるけど、スリランカのシンハラ語。ちょっと何言ってるかわかんないんですけど。しかし、ずっと笑顔でタバコ吸ってるから危害を加えるとかじゃなさそうだし。
ピクチャーて言うと、OKて感じだったので撮らせてもらった。
お礼を言ってサヨナラすると、向こうも笑顔でサヨナラしてくれた。
よーわからんけど、グッドコミュニケーションだったな。

更に駅に向かって線路沿いを歩いていると、少年たちを発見。
自転車に乗ってどこかに行く途中だろうか。呼び止めたら快く応じてくれた。
中学生か高校生だろうか、駅の場所を聞くと、あっちだと指差してくれた。
サッカー部なのか、ユニフォームみたいなTシャツを着ている。
最後に写真撮らせてもらったのだが、明らかに手が加藤鷹だった。ファンだろうか。
この子たちもグッドコミュニケーションだった。

アフンガラの駅に着くと、閑散としている事に驚いた。
それもそのはず、アフンガラ駅を通過する列車は1日上下線合わせて10本程度。
山奥の無人駅と変わりないのだ。

コロンボまで行く列車も1本しかないようで、泣く泣く鉄道を諦めてバスでの移動に決めたのだった。
駅には列車待ちの人は1人もおらず、駅員が1人いて、時刻を問い合わせた時も笑顔で応対してくれた。
キャンディに比べると駅舎も小さく、駅名標も昔ながらの木製看板で昔の国鉄みたい。
アフンガラ駅もグッドコミュニケーションて事で。

さて、ホテルに帰るかと、来た道を戻る。大通りに出ると小さな商店があった。
住宅と繋がっており、店内は薄暗く、お菓子や飲料が陳列されていた。
見ると、軒先にはテーブルとプラスチックの椅子が置いてあった。
ここはもしかすると地元食堂かな?
ホテルの食事も飽きた所だ、ローカル食ならぜひ食べたい。
奥にいた店主に頼むと用意してくれるようだった。
テーブルに座って待っていると、店主が料理を持ってきてくれた。
見ると平たい皿に盛られたご飯の上に手羽元、ダル、パパドゥ、ココナッツが乗ったスリランカカリーだった。

例のごとくミックスして食べると美味しかった。
少し冷めていたけど、地元お袋の味みたいな感じがした。
グッドテイストなコミュニケーションだな。

アフンガラ周辺をぶらりしてみたけど、皆さんのんびりで穏やかな人ばかり。
あ〜ずっといてもいいかも〜。
こ〜んに〜ちわ〜、今から住むよ!って錦鯉風に叫んでひんしゅくを買うとゆう、
最終的にはバッドコミュニケーションかよ!?
って所で今回はこれにて。あんま脈略もなかったな・・。

今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、52話 スリランカの緩やかな時は流れて
をお送りします。

Ahungalla Railway Station
Ahungalla, スリランカ
http://www.railway.gov.lk/