煌々と照らすオーロラヴィジョンはタイムズの醍醐味

こんにちは。放浪のバックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをご覧頂きありがとうございます。

世界を股にかけて旅する股旅ブルース。
今回からニューヨーク編。大都会NYに降り立った中年バックパッカー、そこは旅人にも優しい自由の街か?弱肉強食セレブの街なのか?

世界NO.1大都市に襲来!NYの有名広場でニューヨーカーになれるのか?

1664年イギリス人がヨーク公の名を取ってこの地を“ニューヨーク”と名付けた時、これ程までの発展を誰が予測出来ただろうか。
20世紀ニューヨークは世界の商業・ビジネスの一大中心地となり巨大都市として大きく成長した。
いまや世界で最も影響力のある街と言っても過言ではないだろう。

ニューヨークと言えばファッションやポップカルチャーの発信地でもある。
テレビやネットで見るイメージはキラキラして、世界中のセレブやアーティストがこぞって集まり、一流ブランドを身にまとい街中を闊歩するイメージ。
日本の片田舎で生まれ育った中年バックパッカーには縁遠く、足を踏み入れる事なんぞ一生ないだろうと思っていた。
のだが、キューバからの帰り、経由地のトロントからちょいと来てしまったのだ!
旅行時はいつもTシャツと短パン、髭は伸び放題、巨大ザックを抱えた貧乏男が大都会NYに降り立つなんて、果たしてヨーク公は想像出来ただろうか?パリスヒルトンは?松井秀喜は?

とにかく、大都市NYはこんなむさ苦しいバックパッカーをも受け入れてくれるのだ。
これはもう我が旅人生を掛けて楽しむしかない!とゆう事で今回からNY編。
オシャレなブティックもムービースターも出て来ないがこの街の素晴らしさを綴ろうかと思う。
これまでのブログとは少々毛並みが違うが、読者の皆様の旅への好奇心を掻き立てる一助を担えれば幸いだ。

まずは初日。キューバからの深夜便でトロントには早朝到着した。
そのままトランジットでNYに向かうのだが、ESTAの確認やらで少々時間を取られる。
さすがアメリカ、事前テロ対策は万全だ。
ニューアーク空港には夕刻着いたのでそのままエアポートバスで市内まで直行した。
そして降りつニューヨーク!!
周りはセックスアンドザシティの世界が広がるかと思いきや意外と普通の人々や観光客ばかり。
あれっなんだか考えてたよりみんな庶民的。
少しだけ親しみを感じつつもまずはタイムズスクエアに行ってみる事にした。

タイムズスクエアとはニューヨークの代表的な観光名所。
マンハッタンはミッドタウンにある交差点の名称で、よくテレビとかでイメージとして映されている場所。
エジプトの名所がピラミッドだったり、パリの名所がエッフェル塔だったりするような感じだろうか。
そこは巨大なオーロラビジョンが四方を取り囲み夜はネオンや照明がギンギンに光るバブリーなスクエアなのだ。

ブロードウェイショーのビルボードや目まぐるしく変わるナスダックの表示は誰しも1度は目にした事があるはず。
さすがNY、金融とショービジネスの凄さを見せつけるとは!
さてそんなタイムズスクエアには名所とあって世界中の観光客がこぞって訪れ、その上フォトモデルやパフォーマーたちも集まる為、連日お祭り騒ぎ。
イロモノショーのような異様な場所だった。

なんたってNYには年間5,000万人も観光客が来てたと言うのだから、その規模は計り知れない。
タイムズスクエアは南北に分かれており北側には第一次世界大戦で活躍したと言われるダッフィー神父の像が、南側には年末カウントダウンが行われるワンタイムズスクエアの広場になっている。

よく見ると、ダッフィー神父像の後ろには階段席があり、写真撮影が出来るようになっているではないか。
これは見覚えのある雛壇・・。
なんだかこうゆうの見ると最上段からMCにツッコミたくなる。
ちょっと待ってくださいよ〜、それわしやないですか!
ひとりボケツッコミかました後はやっぱりこれでしょ。
“♪歌声よ響きあって、言葉も越えて〜”雛壇と言えばそう、サンボマスターの歌声よおこれのMVしちゃう。
あれいいんだよな〜、NY市民にもぜひ聞かせたい名曲。
全く何やってんだか、タイムズスクエアでも日本の恥を晒してしまうのであった。
ちなみに地下鉄TimesSquare-42stが最寄りなのでそこを下車すると歩いてすぐ。
周りは土産屋にレストラン、有名アパレルショップも揃っているので買い物にも便利だ。

そんなタイムズスクエアに素敵なレストランがある。
パブ&レストランCONNOLLY’Sだ。

こちらはタイムズスクエアのすぐ傍にある有名アイリッシュパブ。
内装はオールドカントリー調のデザインに様々なアルコール瓶がおしゃれに並び、調度品も風情がある。
人気の秘密はそのメニュー、伝統的なアイルランド料理の他、パイやステーキなどNYならではの料理も揃っているのだ。

でもやっぱりNYといえばハンバーガーでしょ!
オススメはオールアメリカンベーコンチーズ(15$)。
ひき肉とチェダーチーズの旨味がたまらない!
パンは日本のとは違ってフッカフカ、食べ応え満点。

サイドメニューはマッシュポテトやフレンチフライから選べて色々味わえるのだ。
コーヒーはたっぷりサイズのアメリカンがNYて感じだね。
アルコールも黒ビール始めカクテルなど各種勢揃いでBarとしても飲める。
週末は生ライブも開催されているのでNYの夜を楽しむのに最適だ。

ネオンに高層ビルにイエローキャブ。
初めて来たけれどもうその凄さに圧倒されてしまった。
もはやニューヨーカーになりきるしかない!
しかし、交差点を堂々と歩こうとするもクラクションにビクビクしてしまう小市民ジャパニーズなのだった。
ニューヨーカーへの道は果てしないダニ!

今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、67話 NYのキーンズでレジェンダリーなマトンをチョップ をお送りします。

Connolly’s Pub & Restaurant
コノリーズ
121 W 45th St, New York, NY 10036 アメリカ合衆国
☎+12125975126/7:00~4:00
https://www.connollyspubandrestaurant.com/