こんにちは。放浪のバックパッカー旅すけです。
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今回はニューヨークのブルックリン地区を旅します。
古き倉庫街から最先端の流行エリアへと生まれ変わったブルックリン。
そこは憩いの街でもあった。
NYの流行発信地、ブルックリンは古くて新しいイノベーディブな街。
ブルックリン。ロングアイランドの最西端に位置するこの地域はかつて工業地帯として長らく栄えてきた。
第二次世界大戦後は技術革新により多数の工場や倉庫が次々と閉鎖され、ニューヨークの財政危機の頃には治安の悪化から悪名高き街となってしまう。
そんなブルックリンが今や流行の発信地として世界中から注目を集める街になるとは誰も予想しなかっただろう。
1990年代末ごろ、マンハッタンの地価高騰によりアーティストやクリエイターらがより安い賃料のブルックリンに移り住むようになったのだ。
長らく放置されていた工場や倉庫跡は新しくリノベーションされて有名なショップやレストラン、カフェとして生まれ変わり、オシャレな街として前代稀に見る変貌を遂げた。
今でこそ日本でもよく見かけるコンクリートむき出しの壁や配線ダクトが縦横無尽に走る内装はブルックリンスタイルとして高い人気を誇っていたり、ブルックリンパーラーなんて名前のレストランがあったりとその名前自体がオシャレの代名詞となっているのだ。
ブルックリンにはマンハッタン島をつなぐ橋が3つ架かっている。
ブルックリン橋、マンハッタン橋、ウィリアムズバーグ橋である。
中でもブルックリン橋はアメリカで最も古い吊橋の一つであり、同時に鋼鉄のワイヤーを使った世界初の吊橋でもある。
ブルックリン橋はゴシック風のデザインともあいまってニューヨークの観光名所のひとつ。
今回はそんなブルックリン橋を渡るためにブルックリン区までやってきた。
ブルックリン橋までは地下鉄ハイストリート駅やヨークストリート駅下車で来れる。
橋のたもとにはブルックリンブリッジパークがあるDUMBOと呼ばれる地域なので、渡る前にぷらぷらと散策してみた。
DUMBOとはDown Under the Manhattan Bridge Overpassの略で、マンハッタン橋とブルックリン橋の河岸周辺の最も開発された地区のこと。
有名な場所だとブルックリンブリッジパークという緑豊かな公園があり地元ブルックリンの人々だけでなく、マンハッタンからも訪れる憩いの場なのだ。
地下鉄を上がって川岸に来てみると巨大なブルックリンブリッジが現れた。確かにレンガとワイヤーで造られたゴシック様式は他の橋とも一線を画していた。
その圧倒的な存在感は対岸のビル群ともアンバランスに、しかし美しく調和している。
古きを受容し進化する、これこそがブルックリンスタイルの根源たるテーマであろうか。
なるほど、川岸沿いは確かに古い倉庫が軒を連ね、カフェや雑貨屋にリノベーションされている。
公園まで行くと広い敷地には遊歩道やベンチ、芝生も設置され現地の人がジョギングしたり読書してる。
見れば対岸にはマンハッタンのビル群が広がっていた。
霧のマンハッタン、今日は曇天だからそんな感じがする。
ここからマンハッタンの写真を激写!と思うがなかなか難しい。
川岸の柵にカメラならぬiPhone構えて狙撃手のように狙うが、下手くそかっ!!いやいやブルックリンブリッジパークはインスタ映えスポットなのでぜひオススメだ!
いい年して映え狙うなっ!またまたやめとけっ!
今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、71話 NYのブルックリンブリッジで鼻歌を口ずさみ
をお送りします。
Brooklyn Bridge Park
334 Furman St, Brooklyn, NY 11201 アメリカ合衆国
6:00~1:00
http://www.brooklynbridgepark.org/