天高く聳えるソウルタワーはパワースポットとしても有名

こんにちは。放浪のバックパッカー旅すけです。
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今回はソウル観光の定番、ソウルタワーに突撃します。さらにローカルグルメの名店へ。
絶景から絶品グルメと感動の連続でした。

世界に名を馳せるソウルタワー。その正体は恋のパワースポットだった!

パリのエッフェル塔に大阪の通天閣。
世界にタワーは数あれど、ソウルの南山(ナムサン)に燦然と輝くタワーと言えばソウルタワーだろう。
その姿は山頂から威光を放ち街の象徴として君臨するかのよう。

ソウルに来るたびに見上げるばかりで行った事はなかったのだが、今回初めて突入してみた。とは言え電波塔として誕生してから50年以上経つタワー。
老朽化や古さが否めないのではと懸念されたが、答えはNOだ。
2025年に大規模なリニューアルが行われ「Nソウルタワー」として生まれ変わったタワーはこれまで以上に親しまれ観光の定番スポットになっているのだ。
おいおい、タワーと言えば木刀だろ?
数十年前に東京タワーに登った中年としては黙っちゃいられない、早速捜査だ!←何を?

タワーが立つ展望台までの行き方だが、ロープウェイバスの2パターンある。
まず、ロープウェイだが韓国の中心地明洞から徒歩10分の所にロープウェイ乗場まで上がるエレベーターがある
有名な新世界デパートの交差点を南に行くと見えてくるはず。
ロープウェイ料金は片道11,000ウォン、往復14,000ウォン

山頂までは約3分間と短いが、ゆっくりとソウル市内の絶景を眺められるので旅行者にオススメだ。
しかも午前10時から午後10時まで、10分間隔で運行しているので時間もさほど気にする事もない。

バスだと南山循環バスが便利。950ウォンと言う格安料金で展望台のある『南山公園』まで行けるのだ。
乗場は地下鉄忠武路2番出口にあるバス停『大韓劇場前』から乗車出来る。
市内の交通状況にもよるが、30〜40分で到着するので2度目に行く人に最適だ。

さて、展望台がある南山公園にはタワーのエントランスだけでなく、レストランやカフェ、土産屋などが揃っていてデートスポットになっている。
ソウルの街を一望してもよし、登山がてら立ち寄るもよしの人気のエリアだ。

むむっ!公園の片隅に人だかりがっ!しかもなにやらピンクのオブジェも立っている。
実は南山公園、数々の韓流ドラマで撮影されたせいか、恋のパワースポットとして有名らしい。
恋愛成就を願う皆様が公園の柵やオブジェに南京錠を掛けるのだとか。
よく見ると夥しい数のハート型南京錠がぶら下がっている。
書かれた言葉もハングルだけでなく、中国語や日本語、タイ語まで。
恋愛って万国共通の願いなのね〜。

それではソウルタワーに登ってみるか。
見上げる程にそそり立つタワーの高さは236メートル
東京タワーよりも少し低いが海抜が高いので、より絶景が眺められる。
展望デッキへの入場料は16,000ウォン。
大型エレベーターで一気に上がれる。
扉が開くと、そこは圧巻の絶景が。

ソウルの街を360°一望出来、果ては遠くの山々まで見渡せるのだ。
快晴の日もいいけれど、夜の夜景も素晴らしい。

ソウルタワー自体もイルミネーションが綺麗だけど、展望デッキからの夜景がまた美しく見入ってしまう事間違いなしなのだ。

こんな景色、恋人と連れ立って来た日には即恋愛も成就しちゃうな。

南山タワー
N서울타워
105 Namsangongwon-gil, Yongsan-gu, Seoul, 韓国
서울특별시 용산구 남산공원길 105
☎+82234559277/10:00~23:00
http://www.nseoultower.co.kr/

地元に愛される居酒屋潜入!ポジャンマチャはアンチョビスープの香り。

ソウルタワーでパワーをもらった後は飯だ、飯。
今回は韓国ツウの友人がおすすめするレストランに行ってみた。
場所は地下鉄オリンピック公園駅から徒歩5分
ビル街にオレンジの看板が目立つハルモニポジャンマチャミョルチグクスだ。

ハルモニとは韓国語でお婆ちゃん、ポジャンマチャとは酒飲み屋台の事。
店舗は昔ながらの居酒屋の雰囲気で、手作り料理が楽しめる。
名物は店名にもなっているミョルチグクス

ミョルチグクスとは煮干しスープの麺料理の事。
友人もイチオシのアンチョビスープを早速頂いてみちゃうぞ。
行ったのは開店して間もない17:00半頃だったが、既に満席!地元での人気ぶりが伺える。
テーブルに届いたスープは煮干しのいい香りが堪らない。
程よい塩気に魚介の優しい風味が味わえた
。麺は入麺みたいに細くてツルッツルッ
ひと口食べると後引く旨さで止まらなくなってしまうのだ。
なんとここ、名物はこれだけではない。
コマクなる物を食べられるのだ。

コマクとは灰貝の事
灰貝とは4センチ程のあさりに似た貝で殻の紋様が白黒色なのが特徴だが、中々日本では食べられない。
こちらでは酒蒸しにして調理してくれるのだが、酒のツマミにピッタリ。
貝は弾力があって噛みしめる程に旨味が出てくる。
食べ応え抜群でサイドメニューとしても頼みたい一品だった。

メニューは主に魚介がメインだが、鶏軟骨揚げなど肉料理もある。
韓国語表記だけのローカルなお店だけど、かなりの穴場。
またひとつソウルの名店を見つけてしまった。

ハルモニポジャンマチャミョルチククス
할머니포장마차멸치국수
59 Ogeum-ro 11-gil, Songpa-gu, Seoul, 韓国
서울특별시 송파구 오금로11길 59
☎+8224166698/17:00~5:00

巨大豚足で原始人になれ!オヒョンチョッパルは背徳グルメ食堂。

ソウルの穴場をもう一軒ご紹介。
韓国にはチョッパルと呼ばれる料理があるのだが、実はこれ甘辛く煮た豚足なのだ。
日本でも居酒屋なんかで提供されているが、こちらではより一般的に食べられているらしい。そんなチョッパルの有名店がオヒョンチョッパルだ。

地下鉄孔徳駅から徒歩5分の場所にあるこちらはチョッパル店が並ぶ横丁の最も手前側
お昼時には巨大な豚足にかぶりつく為、男性女性問わず賑わう人気店だ。
店内は昔ながらの食堂の雰囲気を残し、ふらっと立ち寄りたくなる感じ。
早速名物のチョッパル大(32,000ウォン)を頼んでみた。
大ぶりの豚足は2人で食べるぐらいがちょうどいいだろう。
しかし、その予想も思いっきり裏切られてしまう。
オモニが運んでくれたチョッパルは大皿に盛られて超ドデカサイズだった!

なんだこれは!顔よりデカいぞ!これ3人前ぐらいあるかも知れない!
中に埋もれた骨も超巨大!もはやギャートルズである。

う〜む、ここでも破天荒かグルメか、韓国グルメ恐るべし。
しかしこのチョッパル、味も絶品
韓国風スパイスに漬け込まれた豚足は甘辛く旨味抜群。
コラーゲンもプルップルで意外にも箸が止まらないのだ。
更にサイドメニューにはスンデもついてくる。

スンデとは豚の腸にもち米や春雨を詰めた韓国風ソーセージ
なるほど、豚に関しては負けないオヒョンチョッパル、スンデもモチモチして美味しく頂いたのだった。

今回もソウルタワーからグルメの名店を巡ったが、やっぱりローカルの食堂は美味しい
日本にはない豪快さがウリだけど、やっぱりオモニの手作り料理が奥深くてクセになる。
こんな美味いもの毎日食ってたら大変な事になっちゃうな〜。コリアンパワー!

オヒョンチョッパル
오향족발
19 Mallijae-ro, Ahyeon-dong, Mapo-gu, Seoul, 韓国
서울특별시 마포구 아현동 만리재로 19
☎+8227157719/12:30~1:00