街のランドマークであるフォトジェニックな時計塔

こんにちは。放浪のバックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをお読み頂きありがとうございます。

世界を股にかけて旅する股旅ブルース。
今回はプーケットの旧市街、オールドタウンを散策します。
東西文明の融合、カラフルな街並みに旅人達も心躍る事間違いなしです!

シノポルトギースの街は映る事間違いなし!ポップでキュートなプーケットタウン。

プーケット島の南部、ムアンプーケット郡にポップでアートな街があるとの事。
こちとらアラフォー中年、芸術なんぞ全く興味があるわけがなく、知ってるのはラッセンぐらいだがせっかくだからと腰痛に悩む重い腰をあげてみた。
教えてくれたのは、パトンビーチ近くのツアーカウンターにいたキティ。
マッチョな体格のおネエさまが親切にも側にいたタクシーを紹介してくれた。
豪奢なタクシーで片道600バーツの値段はえらくふっかけられたが、今からソンテウを待つのも面倒だし、乗る事にした。
くそーっキティめ!!笑顔で見送るキティにこっそり中指を立てるのだった。

タクシーはパトンのロータリーから市街地を抜けると山を越える道路を走る。
と言っても、観光地として程よく開発されたプーケットは幹線道路も広く交通の便がよい。
乗車して約1時間うつらうつらする頃、タクシーは停車した。

降りてみると確かにこれまでのプーケットやタイのイメージとは違ったカラフルな街並みが広がっている。

道路の両脇は中世ヨーロッパ風の建築が並び、外壁は水色や黄色、ピンク等カラフルな塗料で埋め尽くされていた。

ここ一帯はオールドタウンと呼ばれる旧市街。
その昔錫(すず)の貿易で栄えた頃、多くのポルトガル人や中国人が移り住みこのような建築が次々に建てられたそう。

一見するとおもちゃみたいにポップな建物郡はシノポルトギースと呼ばれる、中国とポルトガルが融合された建築様式なのだ。

街はそこまで広くないため、観光するには徒歩でも充分。
数ある通りの中でもラサダーロードやパンガーロードがおすすめだ。
かわいい街並みにオシャレなカフェや雑貨屋が並び、インスタ映えする事間違いなし。

ディーブックロードとヤワラートロードの交差点にある元鉱山会社の社屋も
現在は雑貨店とカフェが営業していて一休みするにはちょうど良いね。

ちょっと裏道に入ってみると、地元の人々の暮らしぶりも見る事が出来る。

街の中心部にある時計塔はプロムテープ時計塔。
4階建てで元々は警察署として建てられたそうだが、現在は街のランドマークとなっている。
黄色い壁がなんともフォトジェニックだなぁ。

はるか移民の味。麺好きにはたまらないミートンポーで福建麺ランチ

街歩きに疲れたら、腹ごしらえ。
ここプーケットタウンはオシャレなカフェだけではない、食堂やレストランも点在し、本格的な料理やローカルグルメを味わう事が出来るのだ。
中でもおすすめはミートンポー。

プーケット名物の福建麺(フッケンミー)を味わえる。
先代の店主が中国福建省から移り住んだ時、故郷で親しまれていた麺料理を華僑労働者の人々に提供したのが始まり。
場所は中心部からは少し離れているが、街並みを見ながらぷらぷら歩くにはちょうど良いぐらいの距離だ。

店内は広々として食事をゆったり楽しめる。

名物のミートンポーは中華風焼きそば。
極太麺に醤油ベースのソースが絡まって美味しい。具材は豚肉やシーフードも入って具沢山。そしてなんとも嬉しいのが10バーツ追加で卵をトッピング出来るのだ!!
もうアラフォー世代は卵乗っただけでテンション上がるよ!!
ハンバーグに牛丼、スパゲティ、なんでも乗せちゃうよ!!
とろーり卵を絡めたらこれまた美味さ倍増!まろやか天国である。

他にもスープ麺にも出来る。
こちらは優しい鶏ガラスープで中華そば風。
食欲なくてもツルツルいけちゃう病みつきそばなのだ。

名物のミートンポーは1杯70バーツ(約250円)、卵付きで80バーツ(約280バーツ)。ミーナムトンポー(スープ入り)が60バーツ(約230円)と激安!

ふと見ると店内の片隅に小さな屋台が。
前には炭火コンロが設置され、串に刺された豚肉が焼かれている。

なるほど、サテーか。美味そうだなー、1本いただくか!
一時してテーブルに出されたのは10本ものサテー!

おいおい、10本も頼んでないぜ!!よく見ると、サテーは10本から。
しかも10本で60バーツ(約230円)!!
美味しくてお腹もいっぱいでコスパも最強。
ミートンポーで大満足の中華ランチなのだった。

カラフルでキュート、若者にはたまらないインスタスポットのプーケットタウンだが
この街の魅力はそれだけではないのだ。なんと街の至る所にもアートが隠れているとの噂!
なんだそれは、だからラッセンしか知らないって・・。
激うま中華そばに満足して早くも眠気が襲っているアラフォー中年だが、
またもや腰痛で重い腰を上げるのだった。

今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、56話 プーケットのオールドタウンで路上アートを追え!
をお送りします。

MeeTonPoe Phuket Town
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