こんにちは。放浪のバックパッカー旅すけです。
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世界を股にかけて旅する股旅ブルース。
今回はチェルシー界隈をぶらりします。
数々の有名アーティストが集ったチェルシー、古きアメリカの歴史を感じる事は出来るのか！？
ロックミュージシャンにジャズシンガー、チェルシーは音楽の聖地だった。
チェルシーマーケットで美味しい牡蠣を食べた後はチェルシー界隈をぶらり。
レンガ造りのアパートメントや建物が並びアイビースタイルが似合う街並みが広がっている。
前回も少し触れたが、チェルシーは元々移民や港湾労働者が多い地域だったが地価高騰の煽りを受けたギャラリーの移転により今やオシャレな街へと変貌を遂げた。
そんなチェルシーには世界的なアーティストや芸術家たちが集っていたらしい。
中でも老舗チェルシーホテルには数多くのミュージシャンや映画監督、作家たちがこぞって訪れ名作を作り上げた事で有名だ。
ジャニスジョプリンにボブディラン、ショッキングな事件を引き起こしたセックスピストルズのシドヴィシャスなど早々たる顔ぶれがホテルに入り浸っていたとか。
なんと僕の大好きな映画監督のスタンリーキューブリックも、『2001年宇宙の旅』の打ち合わせで作者のアーサーCクラークと共に訪れていたとゆうから感激だ。
チェルシーはマンハッタンで最も活気のあるゲイストリートでもある。
同性愛者の権利運動発祥の地、ニューヨークには50万人以上のLGBTQ +に属する人々が暮らしており、中でもチェルシーは家賃の安さや誰でも暖かく迎え入れる雰囲気から多くのゲイバーやその他の施設が軒を連ねる事となった。
実際、この地域をぷらぷらしているとレインボーフラッグを度々見かけた。
コミュニティセンターもあり地域の助けとなっているようだ。
以前は同性愛者の行為は全て法律で罰せられ、酒すらも提供されなかったらしい。
社会に容認され自由に生きる事が出来る現代からすると本当に恐ろしい時代だったんだろうなぁ。
街はマンハッタンの中でも本当に静かな地域。
所々にワインショップやブランドのお店があってハイソな感じがする。
ここが昔、港湾労働者の街だったとは考えられないぐらい洗練されている。
この交差点も有名ミュージシャンやロッカーもが歩いてたのかな。
グリニチヴィレッジに向かって南に進むと有名ジャズクラブのヴィレッジバンガードがある。日本だと雑貨屋のイメージだが、いやいや世界にその名を轟かせる歴史あるクラブだ。
マイルスデイビスとかジョンコルトレーンも演奏したんだろうか。
もうチェルシーって音楽の聖地みたい！ロックやジャズファンには堪らないだろうな。
そんなチェルシーでおすすめのレストランがある。ConerBistroだ。
ニューヨーク大好きな友人がぜひに！と一押しだったので満を持して行ってみた。
場所はチェルシーの8thストリートからジェーンストリートに入った所にある。
入口には真っ赤な電光看板がついてるのでわかりやすいはず。
メニューはハンバーガーがメインで人気のビストロバーガー（＄14.75）の他、チーズバーガーやチリバーガーなんてのもある。
サイドメニューのフレンチフライ（＄5.5）もつけられる。
一歩入るとバーカウンターが広がって様々なクラフトビールやアルコールの数に驚く。
席は店内奥だが巨大なラウンドソファが並んでアメリカンな感じがかっこいい。
あー80年代ハリウッド映画で見たドライブインみたい。
かわいいジュークボックスも雰囲気を醸し出す。
面白いのは店内にATMがある事。
キャッシュオンリーのため、いつでも現金をおろせるようにだろうか。
噂のビストロバーガーだが、肉厚のパティにカリカリベーコンが乗って美味しい！
チーズも風味抜群！ビーフとベーコンとチーズて反則の美味さだよなぁ。
レタスとトマトも挟んであるからシャキシャキでマイルドな味わい。
うーむ、さすがビストロだなんてたいそうな名前つけるだけある。
ここにも天才料理人がいるのかな。
あ〜チェルシーって、昔から聞いてた洋盤のミュージシャンたちが親しんだ街だったのか。
楽曲だけじゃなく、LGBTの解放とか今のアメリカを形作ってきた街だったのかも。
もっと余裕持って来ればよかったな。
今度はチェルシー制覇して名曲作って印税生活するぞな！やめとけっ！
今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、７０話 NYのブルックリンからマンハッタンを狙え
をお送りします。
Corner Bistro
331 West 4th Street, New York, NY 10014 アメリカ合衆国
☎+12122429502/11:00～1:30
http://www.cornerbistrony.com/
※Cash only
