こんにちは。中年バックパッカー旅すけです。
いつも股旅ブルースをお読み頂きありがとうございます。
世界を股にかけて旅する股旅ブルースでは僕がこれまで訪れた海外のグルメ情報、街歩き、観光、現地の暮らしなどをご紹介して行きます。
前回まで、アテネからメテオラ修道院で有名なカランバカまで電車で旅して来ました。
道中はイタリア人夫婦と相席になったりと濃密な時間を過ごし、楽しい4時間半となるのでした。
今回はいよいよ世界遺産で有名なメテオラ寺院に突撃です。
麓の街カランバカから奇岩の修道院へ
さて、カランバカの街は観光地でありながら程よく都市化されておらず、住民の方々ものんびりと暮らしています。
僕はこうゆう街が大好きです。
街から街へと旅を続けていると、時々がっかりする事があります。風情ある街並みにも外資系の有名なレストランやカフェ、ショッピングセンターが乱立してしまってどこも同じような景観になってしまっているのです。ローカルな特色にあふれた街を訪れる事こそ旅の醍醐味だと思うのです。
カランバカの駅から山側にまっすぐ進むとメインの通りがありまして地元の食堂や雑貨屋・ホテルが並び、北側に聳えるメテオラ巨岩との間が住宅街となっています。
ゲストハウスにチェックインしたら早速メテオラ見学に出発です。
タクシードライバーのおじさんに少しだけ安くしてもらって3時間程度のチャーターで向かいました。
こうゆう時、貧乏旅行者はディスカウント交渉絶対忘れません。
必ずどこでも言います。
車で15分ぐらい行くと、見えてきましたメテオラ修道院。
メテオラは、数百メートルの直立奇岩に建設された大小6つの修道院群を総称しており、その景観とギリシャ正教の文化的価値から1988年世界遺産に登録されました。
今でも修道士さんが修行に励み自給自足の生活をされているそうです。
修道院が見えると途中途中でドライバーさんが車止めてくれてフォトタイムを作ってくれました。
優しいドライバーさん、ごめんなさい僕スマホしか持ってない、プロカメラマンみたいの撮れねぇですよ・・。
メガロ・メテオロン寺院の巡礼道は煩悩道?
そして到着しました、メテオラ最大の修道院、メテオロン寺院!って、これ渓谷を降りてまた登るのか!ぎゃーっ!
巡礼とはさも過酷なのか・・。神様、このメタボ中年の不摂生をお許し下さい。
息も切れ切れやっと頂上まで、
頂上からの景観もさることがら、600年間の隔絶された場所での静かな歴史が心に響いてくるようです。信仰とはすごいものですね。
ここに着いてからずっとある歌が頭の中にグルグルと流れてまして、
♪あのちーへいーせーんーかーがーやくーのーはー
そう、奇岩に建てられた修道院が正に天空の城のように感じられたのか、あの有名な歌が駆け巡るのでした。
あれっもしかしたら、こんな自給自足の生活してるけど、実は金銀財宝が眠ってたりして・・。
なんて下世話な人間でしょうか、こんな神聖な場所で罰当たり!
でもなんだか夢がありませんか、隔絶された修道院に眠る金銀財宝なんて。
今回、値切ったり、妄想したり、金の事ばかり!
神様、このメタボ中年をまたまたお許し下さい。
とゆう事で今回はこのへんで。
それでは皆さんご一緒に、バルス!
今回も股旅ブルース、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、メテオラで聞こえる反省の唄。をお送りします。
MegaroMeteoron
Ιερά Μονή Μεγάλου Μετεώρου – Μεταμορφώσεως του Σωτήρος
Kalabaka 422 00 ギリシャ
Καλαμπάκα 422 00
☎+302432022278
http://odysseus.culture.gr/h/2/gh251.jsp?obj_id=5281